
20年ぶりに再会した依頼者から顧問契約のご依頼。
その嬉しい節目を祝うのに選んだのは、事務所から徒歩10分の
熟成和牛ステーキ グリルド エイジング・ビーフ 神田淡路町店。
木の温もりあふれる空間で、赤身肉とワインを味わいました。
🍖 サラミと生ハム ― 塩気の誘惑

前菜のもうひとつの顔は、シャルキュトリの盛り合わせ。
薄切りの生ハムは舌にのせた瞬間、しっとりと溶けていき、
サラミは噛むたびにスパイスと熟成香がじんわり広がる。
ワインを「もっと飲め」と背中を押す危険な存在。
テーブルに出された瞬間、もはや“ワイン泥棒”の片棒を担いでいる。
🥩 和牛カルパッチョ

ルッコラとチーズのアクセントが効いたカルパッチョは、
肉の旨みと爽やかな苦味・塩気が三重奏を奏でる逸品。
「生肉は正義」派をうならせる、完璧なスターターでした。
🥒 ピクルス

濃厚な肉の合間に、この酸味がありがたい。
舌をリセットし、気持ちまで落ち着かせてくれる。
さながら「審判員」。肉とワインに熱くなりすぎた場を、冷静に整えてくれます。
🥩 ウチモモとランプ

- ウチモモ:脂控えめで驚くほど食べやすい。赤身好きの定番候補に。
- ランプ:お尻の筋肉で、柔らかさと赤身の旨みのバランスが絶妙。
脂に頼らずとも、肉本来の旨さは十分伝わる。
「赤身の真骨頂」を体感する2部位でした。
🍷 ワイン小話 ― 真面目な料理に、ちょっと遊びを

この日最初にいただいた一本は名前を失念。
ただ、果実味が柔らかく、序盤の料理と寄り添う“控えめな紳士”でした。
そして2本目――登場したのが テラザス・デ・ロス・アンデス マルベック。
アンデス山脈の標高を生かして育ったブドウを使い、フランスの伝統とアルゼンチンの大地を融合させたワイン。
一言で言えば「国際結婚の成功例」。
しかもお相手は、ボルドーの名門「シャトー・シュヴァル・ブラン」。
家柄も申し分なし、まさにワイン界のお見合い大成功。
赤身肉と合わせれば、「私のために生まれてきました」と言わんばかりの相性。
ここでワインをやめる選択肢など、最初からなかったのです。
🥩 シンシンとクリ

「シンタマ」のさらに中心――牛1頭からわずかしか取れない希少部位。
きめ細かく上品な味わいは、赤身肉の貴族。
レアで口に含むと、静かに消えていく余韻が実に優雅です。
肩から前脚にかけての「カタサンカク」。
運動量の多い部位らしくしっかりとした肉質ですが、噛むほどに旨みがにじみ出る。
別名の多さ(クリミ、しゃくし、ウデ三角…)は、まるで多芸な役者。
けれどその存在感は主役級でした。
🎩 まとめ
20年という時が育んだご縁と、熟成肉の深い味わい。
どちらも待つことの豊かさを教えてくれました。
また大切な誰かと、この場所を訪れたいと思います。
神田の片隅に、またひとつご紹介したい店が増えました‼
関連ランキング:ステーキ | 淡路町駅、小川町駅、新御茶ノ水駅
東京・神田で弁護士法人を経営する傍ら、日々の仕事で得る「理」とは対極にある「情」と「美」を求めてブログを立ち上げました。
このブログでは、法律という記録の仕事から離れた、一人の男の"余談"と"趣味の覚書"(食、旅、写真)を綴ります。


