― 御岳山へ向かう、その前に ―

4月の日曜日の朝 。
空は今日も、清々しく晴れ渡っている 。前日から、晴れたら御岳山へ行くと決めていた 。
実は、この場所には苦い記憶がある。3年前の1月、子供と一緒に御岳山を訪れた際、長尾平園地で転倒し、右腓骨を骨折したのだ 。
山中から麓まで緊急車両で搬送されるという、手痛い経験だった 。それ以来、この地をどこか避けていたように思う 。
しかし、あの時対応してくださった方々への感謝の念は、今も消えることはない 。
🚗 偶然の入り口、寒山寺駐車場
車を走らせていると、ふと「寒山寺駐車場」の文字が目に入った 。
ここが御岳渓谷遊歩道の入り口であったことを思い出し、ハンドルを切る 。


時刻はまだ8時30分 。
空気は柔らかく、静寂が満ちている 。
本番の登山を前に、まずは渓谷を歩いてみることにした 。
🌼 遊歩道へ、春の気配

遊歩道へと向かう道すがら、光を受けて輝く黄色い花に出会う 。
控えめに、しかし確かに春を告げるその姿 。
こうした一瞬に足を止めることこそが、山の、そして散策の醍醐味である 。

やがて遊歩道に出ると、すぐそばに寒山寺。
静かな佇まいが、朝の空気に溶け込んでいる。
🚶♂️ 御岳橋方面へ
やがて遊歩道に出ると、すぐそばに寒山寺が佇んでいた 。
その静かな佇まいは、朝の澄んだ空気にしっとりと溶け込んでいる 。
ここから御岳橋方面へ、川沿いをゆっくりと歩みを進める 。

川面に目を向ければ、釣り人の姿がある 。
何が釣れるのだろうか。そんな趣味に没頭する時間も、悪くないかもしれない 。
🌉 川を渡り、澤乃井園へ


御岳橋からの景色は、やはり素晴らしいものだった 。
新緑が水面に鮮やかに映り込み、春の光が柔らかく揺れている 。橋を渡り、対岸へ 。
澤乃井園の方向へ歩いていくと、川にはカヌーの姿が見えた 。
この日は「御岳カップ」が開催されていたようだ 。

対岸の岩場ではロッククライミングに励むグループ。

川辺では静かに絵を描く人の姿もあった 。
同じ場所で、それぞれが思い思いの時間を過ごしている。その多様な余白が心地よい 。






遊歩道に咲き誇る花々は、目にも鮮やかな春の色を添えている 。









新緑は眩しく、名残の桜もまた乙なものである 。
🌿澤乃井園と楓橋

やがて到着した澤乃井園から眺める楓橋は、また違った表情を見せてくれた 。
新緑に包まれ、静かにそこに在る姿 。
少しの休息を経て、再び橋を渡り、寒山寺駐車場へと戻る 。
🔚 そして、御岳山へ
軽く歩いただけのつもりであったが、気づけば、心はすっかりと整っていた 。
さて、ここからが本番だ。
整った心を連れて、いよいよ御岳山へと向かう 。
東京・神田で弁護士法人を経営する傍ら、日々の仕事で得る「理」とは対極にある「情」と「美」を求めてブログを立ち上げました。
このブログでは、法律という記録の仕事から離れた、一人の男の"余談"と"趣味の覚書"(食、旅、写真)を綴ります。

