──恵比寿・BAR SAUNAにて
法政大学出身の弁護士たちが“おすすめ店で奢り合う”という「法政会」の集まり。
幹事を務めたのは、労働法の大御所・岡崎教行先生。
だが、今回はただの飲み会にあらず。
岡崎先生が「今日は特別な場所へ案内する」と言って連れて来てくれたのが——
住所も看板も非公開、知る人ぞ知る【BAR SAUNA】だった。

扉を開けた瞬間、そこはまるで別世界。




サウナでととのったあとは、バーラウンジで語らいと美食の時間。
この夜は、サウナ3セットを終えた“イケオジ”たちが、素足のまま、暗がりのバーラウンジへと移動。

静けさと気品に包まれた空間。
それが、住所非公開・完全会員制の「BAR SAUNA」。

サウナでととのったあとの余韻を、静かに語らいながら、美味とともに深めていく。
5人の仲間とともに、心と身体の整いをグラスに映しながら、語らいの時間が始まった。
気づけば、時間も疲れもすっかり忘れていた。
◉ 最初の一皿で、整いがほどける

ナッツ、枝豆、そしてピクルス。
そう、温野菜ではなくピクルス。この酸味がサウナ後の身体にじわじわと効いてくる。
「クエン酸で疲労回復、ビタミンEで抗酸化、完璧なラインナップだな」
と、ひとりがニヤリと笑った。
まさに“整いのための三点セット”。
◉ クラフトビールとイケオジ飲みの幕開け

最初の一杯は、琥珀色のクラフトビール。
「ビールは飲みすぎ注意な」と別のひとりが言いながらも、泡のきめ細かさに負けてゴクリ。
この段階で、すでにBAR SAUNAの魔法にかかっていた。
◉ 出汁が染み入る、圧巻のきのこ鍋

きのこ、きのこ、きのこ。
エリンギ、なめこ、しめじ、舞茸……言葉がきのこで埋まるほどの山盛り。
「これはスープじゃなくて、整いのセラピーだな」と誰かが呟くと、一同深くうなずいた。
「低カロリーで腸に優しくてミネラルも摂れる。もう、完全にサウナ後の正解じゃん」と、理系気質の先輩が真顔で評価。
◉ とろけるカプレーゼと白ワイン

トマトとブッラータの丸ごとカプレーゼ。オリーブオイルの香りが立ちのぼると、誰からともなく「これは白ワインだな」と声が上がる。
「カプレーゼはイケオジ前菜の王様だよな」
…たしかに、その風格があった。
◉ スンドゥブ(米控えめ)

ここで登場する赤鍋系代表、スンドゥブチゲ。
「ごはん入れるか?」の問いに、一同沈黙。
実際には、控えめにご飯が添えられていたが、スプーンで具をすくい、スープを啜りながら、「これで正解」と笑い合う。
「これぐらいなら“罪”じゃなくて“情状酌量”だろ?」と、どこからともなく弁護士的な言い訳が飛び出す(笑)
◉ ラストボス、冷麺登場

黒い冷麺、ただものじゃなかった──
六本木「ユッチャン。」のハワイ発・葛冷麺。
透明な氷に浮かぶ黒い冷麺。「これは絶対うまいやつ」。
「一口だけにしとこう、な?」と誰かが自分に言い聞かせるように言う。
が、結局気づけば半分食べていた。
「残したからセーフ」という誰かの言い訳に、別の一人がすかさずツッコミ──
「それは“ギリアウト”!」
◉ カウンターの光と沈黙
語らいの空間は、食事だけではなかった。
暗がりに浮かぶ炎、無言でうなずき合う5人の姿。
ひとり一人がそれぞれの“整い”を抱えて、バーラウンジの椅子に沈んでいた。
「ここって、なんか…語らなくてもいいんだよね」と誰かが言った。
たしかに、そうだった。
──BAR SAUNA。
そこは、身体も心も、しっかり“ととのえてくれる場所”。
イケオジもダイエッターも、そしてサウナ好きも。
誰にとっても、整いと語らいが共存する、贅沢な夜だった。
BAR SAUNA
東京都渋谷区猿楽町7-1
KDX代官山レジデンス1F D区画
東京・神田で弁護士法人を経営する傍ら、日々の仕事で得る「理」とは対極にある「情」と「美」を求めてブログを立ち上げました。
このブログでは、法律という記録の仕事から離れた、一人の男の"余談"と"趣味の覚書"(食、旅、写真)を綴ります。


