🍶 法政会の仲間と囲む、心和む秋のテーブル
この日は、法政大学出身の弁護士が集う「法政会」での会食。
幹事は横浜の原田満先生。
先生の選ばれる店に外れはありません。
秋の深まりを感じる静かな夜、
心許せる友人たちと会席料理を囲みました。

会場は、横浜の名店 「馬車道大かわ」。
弁護士3名に原田先生の奥様も加わり、4名での会食となりました。
穏やかな空気のなかで、美味しい料理と、心から信頼できる仲間との語らい。
まさに“豊かな時間”という言葉が似合う夜でした。
🍲 白子と蕪のすり流しにいくらを添えて

白子のまろやかさと、蕪のやさしい甘み。
そこにいくらの塩気が小さく弾け、
まるで秋の夜に灯る淡い光のように舌の上で広がります。
🍁 秋刀魚と茄子、万願寺とうがらしの煮びたし

秋の香りをひと椀に閉じ込めたような逸品。
秋刀魚の脂、茄子の甘み、万願寺とうがらしのほろ苦さ――
そのバランスが見事です。
🌊 鯖の海苔巻き

脂ののった鯖を、香り高い海苔で包んだ一口。
噛むほどに旨味と香ばしさが広がり、
自然と盃を傾けたくなります。
🐟 大間の平目と鰹 ― 鮮度と職人技の賜物

透き通るような平目と、力強い赤身の鰹。
対照的な二つの味わいが、互いを引き立て合う。
職人の手仕事が生み出す“静かな緊張感”に、
思わず息を呑みました。
🍂 松茸の土瓶蒸し ― 香りがもたらす静かな感動

静かに出汁を注げば、松茸の香りがふわりと立ちのぼり、
テーブル全体が秋に包まれます。
澄んだ出汁の優しさに、鶏と海老、銀杏の旨味が溶け合い、
身体の芯まで温まるようでした。
🎴 季節の八寸 ― むかご白和え、たこ梅肉、子持ち鮎、黄身

ひと皿の中に、秋の実りが凝縮された八寸。
むかごの白和えのやさしさ、子持ち鮎の滋味、
黄身の艶やかさが調和し、まるで絵画のような一皿。
器も含めて、職人の美意識を感じます。
🥩 万願寺唐辛子の宮崎牛巻き

柔らかな万願寺唐辛子を、上質な宮崎牛で巻き上げて焼き上げた逸品。
肉の濃厚さと野菜の香りが見事に交わり、
“力強さと繊細さの両立”を味わえました。
まるで弁護士という職業の在り方そのもののようです。
🍲 フカヒレと舞茸の餡かけ

湯気の向こうに立ち上る出汁の香り。
フカヒレの滑らかな舌触りと舞茸の香ばしさが、
餡の中で見事に溶け合います。
時間と技がつくり出す深い旨味に、
思わず皆で「美味しいですね」と微笑みました。
🍚 松茸と鮭の土鍋ご飯

蓋を開けた瞬間、立ちのぼる松茸の香り。
鮭の旨味が米一粒ずつに染み込み、
秋の恵みをそのまま味わうような贅沢な締めご飯でした。
🍵 和スイーツ三種 ― 酒粕アイス、さつまいものあべかわ、抹茶わらび餅

酒粕アイスのやさしい香り、
さつまいもの温もり、
わらび餅の上品な苦味。
それぞれの個性が共鳴しながら、食事の余韻を静かに整えてくれます。
🧑⚖️ 結びに
弁護士という職業は、日々、言葉と理屈の世界に身を置いています。
けれど、この夜は少しだけ肩の力を抜いて、
“言葉を超えた豊かさ”を分かち合う時間でした。
法政の精神「自由と進歩」は、
こうして世代を超えて語られる小さな食卓にも、
確かに息づいているのだと感じます。
また次の季節に、同じ顔ぶれで集えることを楽しみに。
温かな時間をありがとうございました。
関連ランキング:日本料理 | 馬車道駅、関内駅、日本大通り駅
東京・神田で弁護士法人を経営する傍ら、日々の仕事で得る「理」とは対極にある「情」と「美」を求めてブログを立ち上げました。
このブログでは、法律という記録の仕事から離れた、一人の男の"余談"と"趣味の覚書"(食、旅、写真)を綴ります。

