
🌸 はじまりは、ほんの少しの後悔から
千鳥ヶ淵の夜桜ライトアップ。
その存在は知っていた。しかし、まだ行ったことはなかった。
職場から歩いて行ける距離にあるにも関わらず、どうして今まで行かなかったのか。
──行けば、夢のような体験ができると知ることになる。
🌃 九段下、物語の入口
夜、小雨。だが予報では、やがて止むという。
事務所の時計は19時20分。
足早にライトアップ会場へ向かう。
降り立った駅は九段下。
階段を上がり、地上へ出る。

振り返れば、武道館を背景にした桜と足元の菜の花。

レトロな街灯と桜。
──これから始まる夜に、胸が高鳴る。
✨ 濠越しに広がる、別世界

濠越しに見えるライトアップ会場。
離れていても、その美しさに圧倒される。
一歩近づくごとに、期待は確信へと変わっていく。
🚪 木陰の向こう、夢の入口
会場入口に辿り着く。

木陰から覗く絶景に、思わず足が止まる。
まさに、夢の入口。
夢中でシャッターを切った。
🌸【桃源郷】日本に生まれて良かった瞬間
足を踏み入れた瞬間、世界が変わる。
そこには、まさに桃源郷が広がっていた。

道行く人々の笑顔。
思わず漏れる感嘆の声。
同じ気持ちだった。
──こんなに美しい風景があるのかと。
日本に生まれて良かった。そう思える瞬間だった。
📸【千変万化】角度ごとに変わる物語

切り取る角度によって、まるで別の表情を見せる桜。


心の赴くままに、シャッターを切り続ける。


同じ場所なのに、同じ写真は一枚もない。
🌕 【一瞬の月】奇跡のめぐりあわせ

ふと見上げると、曇り空の隙間から月が顔を出した。
急いでカメラを構え、シャッターを切る。
──次の瞬間、月は再び雲に隠れた。
この一瞬のめぐりあわせに、ただ感謝したい。
🚶♂️【光の回廊】紫の幻想と東京のコントラスト
千鳥ヶ淵緑道を半蔵門方面へ歩く。


お濠の両岸の桜が目を楽しませてくれる。

遠くに見えるボート乗り場。
ぽつんと浮かぶ一艘のボート。
そこにピントを合わせ、シャッターを切る。
紫のライトアップが、幻想を深めていた。

夜桜越しに見える高層ビル群。
東京らしいコントラストを楽しむ。
🌃 【見晴台】思いがけず出会えた一枚
半蔵門入口近くの見晴台は、さすがに混雑している。
ベストポジションは譲り、空いた場所から北方向へ構える。

それでも、いや、だからこそ。
──思いがけず、良い一枚が撮れた。
🌸 名残という贅沢
このまま半蔵門駅から帰ることもできる。
だが、名残惜しさがそれを許さない。

歩きながら、何度も立ち止まり、シャッターを切る。
帰路さえも、まだ物語の中にある。
🌌 【名残の幽玄】時が止まった最後の一枚
高燈篭に近づき、ふと濠を見下ろす。

そこには、時が止まったかのような静寂と、幽玄の美。
息を呑む。
この夜のすべてを閉じ込めるように、最後の一枚を撮影した。
🌿 水辺にほどける春 ― 千鳥ヶ淵 ―
外濠をあとにして、少しだけ歩く。 靖国神社を越え、到着したのは千鳥ヶ淵。 流石に、都内屈指の桜スポット。 日曜日の快晴であることもあり、大混雑だ。 ただ、誰も険しい顔をしている人はいない。 お堀の斜面から水面へとせり出す […]
東京・神田で弁護士法人を経営する傍ら、日々の仕事で得る「理」とは対極にある「情」と「美」を求めてブログを立ち上げました。
このブログでは、法律という記録の仕事から離れた、一人の男の"余談"と"趣味の覚書"(食、旅、写真)を綴ります。



