🕖 朝のルーティン:マクドナルドから始まる一日

弁護士の仕事は、時間の使い方からすでに戦いが始まっています。
朝、いつものマクドナルドでノートPCを開きます。
メールを確認し、依頼者への返信、裁判所への提出書面のチェック。
コーヒーの香りと適度な喧騒が集中力を高めます。
この場所と時間が、私の頭を「弁護士モード」へと切り替えてくれます。

10時すぎに事務所へ出社。
事務員に指示を出し、準備書面の修正を済ませ、
11時からは交通事故のWEB裁判。
原告側代理人として、画面越しに裁判官や相手方代理人とやり取りを重ねます。
地方の裁判で出張も今や昔。ほとんどの裁判期日は、事務所で済んでしまいます。
非常に楽ですが、若干の物足りなさも感じます。

🧑‍🏫 午後:中学生に伝える「弁護士の仕事」

裁判を終え、緊張を未来への情熱へと切り替えます。
午後のメインイベントは、大田区内の中学校を訪問し、中学2年生を相手としたキャリア教育の授業です。

未来を担う彼らに「弁護士」という仕事のリアルを伝える機会は、私にとっても非常に貴重なものです。

本日の話者は、弁護士2名、芸能マネージャー、お笑い芸人、警備業の5名。
話者のなかには、とても話が巧みで、笑いをとりながら話す人もいますが、私には、そのようなスキルはありません。
ただ、愚直に、弁護士としての仕事、やりがい、失敗談を語ります。
少しでも、子供たちの記憶に残ることを信じて。
ここでは、当日、話した内容を少しだけ記しておきます。

🧩 「悪い人を弁護するのはなぜ?」という質問

この質問に対して、私は、次のように答えます。
弁護士が守っているのは、被告人だけではない。実は、この国の司法制度そのもの。
弁護人がいなければ、裁判は開けません。
国の力が強くなりすぎないよう、司法がバランスを取る。
それを支えるのが弁護士という仕事です。

🗣️ 弁護士として大切にしていること

「弁護士として一番大事なのは、“人の話をよく聞くこと”です。」

依頼者の言葉を鵜呑みにせず、相手の話にも耳を傾けることが必要です。
積極的に嘘をつく依頼者は少ない。ですが、自分に不利なことを隠す人は多いのです。
過去、相手の話を聞かなかったことで失敗した事件。
弁護士は、すべからくトラブルに関与する仕事。失敗すれば、その人の人生にどれだけの不利益を与えるか分かりません。
口元の苦みを感じながら、同じ失敗をして欲しくないとの思いで、中学生に真摯に話しました。

💬 中学生へのメッセージ

最後に、未来を担う彼らに最も伝えたかったのは、「自律した貢献者」になってほしいということ。

家族、クラス、部活、地域。それぞれの中で“貢献”し、“責任”を果たすことが社会人の第一歩。
そして、弁護士の根っこにあるのは“共感”と“勇気”。
困っている人がいたら、勇気を出して声をかけて欲しい。その思いを伝えました。


♨️ 授業のあと、銭湯で整える

時間は、16時30分。
本来は、速やかに帰社し、たまった仕事を片付けなければいけません。
しかし、キャリア教育の授業を終え、未来を担う彼らの真剣な眼差しに触れたことで、私の中には清々しい熱量が残っていました。

元々、キャリア教育の企画運営を担う「未来エール」の事務局長である司法書士の小林彰先生と、授業後、近くの銭湯に行く予定をしていたのです。
専門職として地域貢献に奔走する彼との会話も、湯に浸かる前の大切な導入です。

長年の友人である不動産業者の楯岡さんとも合流し、サウナでしっかりと汗を流し、キンと冷たい水風呂に身を沈める。そして湯船にゆったりと浸かる。
湯気が立ち込める空間の中で、午前中の裁判での緊張や午後の講演の熱気を、静かに解き放っていく感覚。
この「水と湯によるリセット」が、また明日への活力を生むのです。

🍶 夜:海鮮居酒屋で語らう

銭湯で心身を完全に「オフ」へと切り替えた後、私たちはさらなる楽しみへと向かいました。

向かったのは、地元の海鮮居酒屋8部魚まる
新鮮な刺身を肴に、ビールや日本酒を楽しむ。


ここの料理は、どれもこれも美味しい。
加えてコスパも良いという。
近隣一帯では、頭一つも二つも超えているのではないかと思っています。
この店の紹介は、また、別記事で。

✨ 結び:仕事と癒やしの完璧なバランス

マクドナルドでの集中作業から始まり、裁判、教育活動、そして銭湯と海鮮居酒屋での交流で締めくくった一日。

まさに「仕事の責任」と「リセットの時間」が完璧なバランスを取れた1日でした。
このバランスこそが、長く走り続けるための秘訣なのかもしれません。

明日もまた、誰かのために。
弁護士として、人として。

🕖 本記事でご紹介した「8部うお丸」、別記事で投稿しました。
読んでいただければ、是非行きたくなるはず。ご笑覧あれ。

🍶【池上駅】8部うお丸|法務と友情のあわいに灯る、海のぬくもり

湯上がりの頬を夜風が撫で、銭湯の暖簾をくぐったあとに訪れたのは、地元の名店 「8部うお丸」。 今宵の席は、私(弁護士)、司法書士と不動産業の友人。近隣の中学校で、キャリア教育の講師を務め、銭湯で一日の緊張を解いた私たちに […]

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