近場で散策できる場所を探していたときに見つけたのが、京急の企画きっぷ
「よこすか満喫きっぷ」
少し前に「みさきまぐろきっぷ」を紹介したが、今回は横須賀に行ってみることにした。
横須賀には何があるのかと調べてみると、まず出てくるのが「猿島」。
紹介記事には、こんな言葉が並んでいる。
「まるでラピュタの世界」
ラピュタと言えば、宮崎駿監督の不朽の名作
天空の城ラピュタ。
私たちはまさにドンピシャの世代であり、「バルス」と口に出したことも一度や二度ではない。
そんな世界観を味わえるとなれば、行かざるを得ない。
旅の目的地は、猿島に決まった。
🌿 ラピュタの息吹を感じる無人島 ― 猿島
三笠桟橋から出航。
すぐそばには記念艦三笠が停泊している。
さすがの威容である。
船に揺られること、わずか10分。
東京湾に浮かぶ唯一の無人島
猿島に上陸した。

人気スポットだけあって、人は多い。
「これで本当にラピュタの雰囲気を感じられるのだろうか」
そんな懸念も一瞬よぎった。
しかし、それは杞憂だった。

インフォメーションセンターを抜けると、すぐに雰囲気のある切り立った土壁。


そして、兵舎や弾薬庫の跡。

レンガ造りのトンネル
ワクワクがとまらない。

レンガ造りのトンネルの向こう側。未知との遭遇があるのではとの期待を抱かせる。

トンネルを抜けた先には、更なる道が続く。

土壁に絡みつく蔦。

視線を巡らせれば、更なるトンネルが。
往時は、これらのトンネルを縦横無尽に駆け巡ったのであろうか。

砲台跡から見えるのは、広い海。

そして広場からは富士山が姿を見せる。
今日は快晴。
富士山がひときわ美しく見える。
長い年月を経て、自然と文明が静かに溶け合った姿。
確かにラピュタの雰囲気は感じられる。
ただ一つ残念なのは、ロボット兵が配置されていないことくらいだろう。
🍺 ドブ板通りの端っこで、琥珀色の休息
猿島を歩き回り、心地よい疲れを感じながら港へ戻る。
よこすか満喫きっぷでは、ドブ板通り商店街周辺の飲食店が提携している。
提供されているのは、ネイビーバーガー、海軍カレーなどが主だ。
そんな中、ちょっとしたフードとドラフトビールを出している店が目に入った。
喉の渇きを癒やすために向かったのが、「横須賀BEER」

グラスに注がれたビールは、琥珀色に輝く。
ひと口飲むと、程よい苦味が歩き疲れた身体に染み渡る。

料理も、ビールのつまみとしては十分すぎる内容。
本わさびとともに提供される刺身も嬉しい。
🇺🇸 異国の風が吹く ― ドブ板通り
ビールの余韻を楽しみながら、そのままドブ板通りを歩く。
米軍基地のすぐそばに位置するこの通りには、日本とアメリカの文化が混ざり合った独特の空気が漂っている。






- スカジャンの鮮やかな刺繍
- ミリタリーショップの無骨な道具
- ネイビーバーガーの香ばしい匂い
歩いているだけで、どこか遠い国の街へ迷い込んだような気分になる。
看板一つ、店先の一枚のスカジャンでさえ、カメラを向ければ立派な「作品」になる。
横須賀は、実に被写体に事欠かない街だ。
🧭 結論 ― 歩くことで見える「横須賀」
ラピュタのような遺跡の島。
喉を鳴らすクラフトビール。
そして、異国の風吹く通り。
横須賀は歩くたび、そしてレンズを向けるたびに新しい表情を見せてくれる。
次はもう少し早い時間に観音崎公園を散策してみるのも良いかもしれない。
そんなことを考えながら、帰路についた。
満足。
東京・神田で弁護士法人を経営する傍ら、日々の仕事で得る「理」とは対極にある「情」と「美」を求めてブログを立ち上げました。
このブログでは、法律という記録の仕事から離れた、一人の男の"余談"と"趣味の覚書"(食、旅、写真)を綴ります。

